狂い鳴くのは僕の番は楔ケリ先生による、Ωが嫌いなαと、αを使ってのし上がったΩの恋を描いたオメガバース作品です。
本編で互いの傷を受け止め、番となったふたりについて、
- 本編あらすじ
- 高羽と烏丸のその後
- 烏丸の妊娠
紆余曲折あって結ばれた、ふたりのその後について、詳しく紹介していきます。
狂い鳴くのは僕の番とは
引用元:狂い鳴くのは僕の番
狂い鳴くのは僕の番は、BLコミックレーベルアメイロから出版されたBL作品です。
狂い泣くのは僕の番のあらすじ
引用元:狂い鳴くのは僕の番
一流企業に再就職した高羽圭介は、配属された部署の課長烏丸雅と出逢います。
過去のトラウマからΩの事が嫌いな高羽は、Ωの特異体質を使ってのし上がった烏丸を嫌悪するようになりますが、烏丸の傷に触れ接していくうちに惹かれていっていました。
烏丸もまた、αである高羽のことを他のαと同じだと思っていたのですが、烏丸を頑なに抱くことなく最終的に「自分を大切にしろ」と言ってくる彼に惹かれ始めていたのです。
烏丸が何故、こんな風になってしまったのか、高羽は何故Ωを嫌っていたのかお互いを受け止めあうことで、ふたりはついに番になったのでした。
烏丸のプロフィール
引用元:狂い鳴くのは僕の番
- 名前:烏丸 雅(からすまみやび)
- ポジション:受け
- 誕生日:2月22日
- 性格:口が悪い・ツンデレ
- 属性:上司・美人・淫乱ビッチ受け
Ωという性を利用して、課長にまでのし上がったエリートサラリーマンです。
複数の人と身体の関係を持っていましたが、高羽との出会いによって枕営業をやめ、高羽以外の誰にも抱かれたくないと思うようになります。
その後、お互いの想いを伝えあい番となるのでした。
高羽のプロフィール
引用元:狂い鳴くのは僕の番
- 名前:高羽 慧介(たかばけいすけ)
- ポジション:攻め
- 誕生日:6月5日
- 性格:温厚・人当たりが良い・腹黒
- 属性:年下・部下・腹黒攻め
親の影響から、Ωが大嫌いなα。
最初は、身体を使ってのし上がった烏丸に嫌悪感をだしていましたが、徐々に惹かれていくことになります。
誰かの相手をしている烏丸を見るのが嫌だと、告白したことによって晴れて番となることになりました。
烏丸と高羽のその後
引用元:狂い鳴くのは僕の番
烏丸と高羽の番になってからの話は、本編1巻の巻末でのストーリや、第2シリーズの烏丸の同僚、鵜藤の物語が描かれているβ編でもふたりがメインの話が描かれています。
そして2021年3月より、待望の高羽×烏丸編の続編となる狂い鳴くのは僕の番:Reが連載開始となりました。
ここでシリーズの中で出てきた、ふたりのその後について詳しく紹介していきます。
1巻巻末ストーリーでのふたり
引用元:狂い鳴くのは僕の番
高羽が仕事から帰宅すると、モクモクと何かが焦げたような匂いがしていました。
何事かと台所に行くと、たばこを吸いながら烏丸が料理を焦がしたことをごまかしています。
料理は自分がするので座っていてと言う高羽に、いつももらってばかりで今日は記念日だからとぼそりと呟き、微笑んだ高羽は遅くなったことの謝罪と共に烏丸にキスを落としました。
一緒に食事をとりながら、イチャイチャしていたふたりは行為へ至ろうとしますが、烏丸が待てをかけて明日も早いからと止めたのです。
高羽は、以前烏丸に提案した一緒に住むことは考えてくれたかと尋ね、誰かと生活をするのは不安だと伝える烏丸に、わかりあえて番になったのに自分ではダメなのかと言いました。
抱きしめながら「あなたのそばにいたい」と言う高羽に、恥ずかしそうに烏丸は高羽の提案を受け入れたのです。
β番でのふたりのストーリー
引用元:狂い鳴くのは僕の番;β
β編でのふたりは、β編でのメインキャラとなる鵜籐と雀部を見守るという役割に徹しています。
しかし、烏丸に対して暴言を吐いた雀部を怒ったり、逆に烏丸は同じΩとして雀部に助言をしたり、と本編とはまた違った表情を見せてくれていました。
また、7話では雀部に高羽が自分の生き方を変えて救い上げてくれた、と優しい表情で語っている場面は、本編の烏丸からは見られなかった表情です。
β編2話では、高羽の実家に烏丸を連れていくエピソードなども掲載されています。
烏丸は妊娠している?
引用元:狂い鳴くのは僕の番
オメガバース作品の特徴は、Ω男性は妊娠できるという点です。
番となったふたりも、子供を作れる可能性がありますが、烏丸は妊娠しているのか気になっている人もいるのではないでしょうか。
第1シリーズから第3シリーズを見ても課長として仕事をして、妊娠しているという描写も無いため、烏丸が妊娠している可能性は低いと言えるでしょう。
烏丸は子供を作れない?
引用元:狂い鳴くのは僕の番;β
β編の2話で、烏丸が意味深なことを言っているシーンがあります。
高羽の実家へ烏丸をつれていき、高羽の兄と父に挨拶をしました。
甥っ子と姪っ子の面倒を見ている高羽に、烏丸はごめんと謝り、「…お前の…れなくて」と途切れ途切れにそう呟くと、高羽はあなたがいてくれればそれでいいと抱きしめたのです。
7話においても、烏丸は高羽に自分はもったいないと言い、高羽に家族を…と考えたけれどダメだったと泣く場面もありました。
上記のことから、烏丸は妊娠できない身体かもしれないと推測できますが、ハッキリとした描写がないこと、何が原因で妊娠できないのか等明らかになってないことも多く推測の域をでていません。
狂い鳴くのは僕の番烏丸は妊娠してるのか?のまとめ
引用元:狂い鳴くのは僕の番
高羽と烏丸のその後と妊娠の可能性をまとめました。
- 番になってさらに愛が深まるふたり
- 烏丸は妊娠できない可能性
- 今後のふたりの展開
高羽と烏丸の物語は、現在連載中の第3シリーズで新たな展開を迎えることになります。
番となり、愛を深め合うふたりのこれからの展開に目が離せません。