【キミに言えないことがある】漫画あらすじや感想をネタバレありで解説

  • 7月 31, 2022
  • 8月 3, 2022
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BL キミに言えないことがあるの扉絵

もふもふ枝子先生によるしっかり者×おっとりの2人のBL漫画作品「キミに言えないことがある」について

  • 何巻まで発売されている?
  • 登場人物のプロフィール
  • 序盤~中盤までのネタバレとあらすじ

など詳しく紹介していきます。

【キミに言えないことがある】のネタバレあらすじ

小学生の時からヒーローのような恭介に憧れていた佳純と、同じく小学生の時に佳純の言葉に救われて想いを寄せていた恭介は、成長してもそれぞれの事情でお互い気持ちを伝える事ができません。

そんな2人がぶつかったり葛藤しながら少しずつ歩み寄っていく様子が、ふんわりと柔らかい絵柄としかしながら丁寧な心理描写で描かれているためストーリーに引き込まれます。

【キミに言えないことがある】の登場人物のプロフィール

まずは本作でメインとなる2人のプロフィールや属性を紹介していきます。

雨宮佳純のプロフィール

朝起きておはようを言う佳純
引用元:キミに言えないことがある
  • 名前:雨宮佳純(あめみやかすみ)
  • 身長:174cm
  • 年齢:27
  • ポジション:受け
  • 性格:インドア・不器用・おっとり
小学生の頃、母親に捨てられ祖母に育てられた生い立ちから、他人に嫌われる事に恐怖心があり「嫌われるくらいなら」と自ら孤立するようになりました。
両親が不仲により離婚した過去から、好きな人と幸せになる事に必死な佳純が時に痛々しくもあり、純真さが愛おしくも感じられます。

椎名恭介のプロフィール

佳純が好きだと改めて実感する恭介
引用元:キミに言えないことがある
  • 名前:椎名恭介(しいなきょうすけ)
  • 身長:178cm
  • 年齢:27
  • ポジション:攻め
  • 性格:世話好き・明るい・向上心がある
  • 仕事:デザイナー

厳格な父親に育てられたため「正しいこと」が軸であり、ゲイである事を自覚しつつも受け入れられないでいます。

佳純に恋愛感情があると自覚してからも「正しくない」から自分の気持ちを押し殺したまま振る舞いますが、恭介の理性と感情の狭間で葛藤する姿が見所です。

キミに言えないことがあるの序盤のあらすじ

好きな人が隣で寝ていて驚く恭介

引用元:キミに言えないことがある

一時期は疎遠になっていた2人ですが、社会人になって再会してからというものお互いの家に泊まったり、休日は一緒に出掛けたりと学生の時のような距離感へ戻りました。

恭介は想いを寄せている佳純が年上の女性と不倫関係にある事が気がかりで、止めさせたいと思いつつも「佳純にはふつうに(女性と結婚して)幸せになってほしい」ため、自分の恋愛感情は伝えられないまま過ごします。

そんな思いから、ある日恭介は佳純との食事に紹介するつもりで黙って女性を呼んでしまい、それに怒った佳純が店を出てしまうのです。

佳純を追いかけ黙っていた事を謝罪しつつも、不倫する女性ではなく佳純だけを好きになってくれる女性を見つけるべきだと諭しますが、佳純は「よくそんなこと言えるな。昔俺のことを振ったくせに…」と言って去ってしまいました。

ポイント

小学2年生の恭介は恋をした隣のお兄ちゃんが引っ越す際、数日間落ち込んで泣き続けた事を父親が母親との会話の中で「気持ち悪い」と言ったところを覗いてしまいます。

いつでも正しい父親の言葉は、幼い恭介にとって「正しくないこと」がどれだけタブーか刷り込むには十分でした。

過去:佳純の告白

大学生になった恭介は毎日のように佳純の家に来ては、片付け下手な佳純の代わりに部屋を片付けたり時には佳純の髪をドライヤーで乾かしたり、距離感は近いものの依然として気持ちは隠したまま友達として隣にいました。

しかしふざけ合いの中、意図せず佳純を押し倒してしまった恭介は突然「好きだ」と告白されてしまいます。

ずっと想い続けていた佳純からの告白に顔を赤面させるのですが、父親の「気持ち悪い」という言葉がフラッシュバックし「佳純に自分を好きだと勘違いさせた」と結論付け「それは恋じゃない。勘違いだ」と断ってしまいました。

ポイント

恭介は「正しくない」から感情を理性で抑えてしまう程、父親の言葉に囚われている様子が窺えます。
「正しいこと」以外の選択肢を選べないのは、根本的に自分に自信が無い事の表れとも言えるでしょう。

キミに言えないことがあるの中盤のネタバレ

正しい事より佳純を選ぶ恭介

引用元:キミに言えないことがある

食事の件からなんとか仲直りをしたものの、恭介は大きな仕事を任されたため多忙になり佳純と会えないでいました。

不意に佳純へのメッセージに返事が無いばかりか、既読すらついていない事に胸騒ぎを覚え自宅を訪ねると、佳純は荒れた部屋でベッドに突っ伏して泣いているのです。

佳純は不倫相手と別れた事から恭介への恋心が失われていなかったことを自覚しますが、過去に振られているため「優しくするなよ。いっそ突き放して冷たくして見捨ててくれ」と懇願します。

恭介はそんな佳純の唇を奪い、驚く佳純に「好きだ」と自分から告白をしたのです。

ずっと「佳純にはふつうに幸せになってほしい」と思い、そのために自分の想いを隠し続け一度は振った恭介ですが、結局佳純は傷ついてしまった事で「どうせ不幸になるなら俺がお前を不幸にしたい」と告げるのでした。

ポイント

佳純の両親は不仲で喧嘩が絶えず佳純が幼い時に離婚しているため、その様子を見続けた佳純は「誰かと人生を歩むなら絶対好きになった人と一緒になるんだ」と恋愛結婚に強い憧れを抱いています。
しかし好きという感情では足りないと思う程好きな恭介に恋を否定された佳純は、偶然出会った年上の既婚女性と心に空いた穴を埋め合うように関係を持ち、恭介への気持ちを否定するために愛し合っていると思い込んでいたのでした。 

束の間の恋人関係

2人は長年の両片思いからついに恋人になりました。

ただ穏やかな時間が進む中、恭介は「正しくない」選択をした事で佳純が幸せの道を外れてしまったといつも悩んでいた事を佳純に見抜かれ、「もう会わないようにしよう」と別れを告げられてしまいます。

佳純は不安気な恭介の表情から、自分に同情して好きだと嘘をついたのだと思い込んでしまったのです。

恭介は佳純の「俺のことが好きだとか嘘だろ?」という問いに答えられなかったため、確信を持った佳純は「今までありがとう」と去ってしまい、恭介は佳純を不幸にさせる道をどうしても選択できなかったと自分の意気地の無さを悔いるのでした。

ポイント

恭介は佳純と不幸になってでも一緒にいることを選んだはずでしたが、ここでも「正しくない」選択をした事は恭介にとって大きな不安でした。
佳純への気持ちの大きさを感じさせると同時に、すぐには自分を変えることができない難しさが窺えます。  

キミに言えないことがあるは何巻まで発売されている?

キミに言えないことがあるの表紙
引用元:キミに言えないことがある

「キミに言えないことがある」は、幼馴染の2人が長年想いを伝えられないまま葛藤するドラマチックで切ない恋愛模様を描いた、もふもふ枝子先生によるBL漫画作品です。

単行本は1巻完結全6話+後日談の描き下ろしで構成されており2019年4月26日にプランタン出版から発売されました。

【キミに言えないことがある】ネタバレ感想のまとめ

【キミに言えないことがある】は両想いでありながらもお互いに気持ちを隠している幼馴染2人の恋模様を描いた作品です。

中盤までに一度は結ばれたものの別れてしまった2人。

そして吹っ切れたように思えた恭介は結局自分の問題を解決できないまま終盤へ向かいます。

終盤では

  • 恭介は「正しいこと」への固執を変えることができるのか
  • 佳純と恭介は再び恋人関係になることはできるのか

この2点が大事なポイントになります。

もどかしい幼馴染2人の物語の結末を是非見届けてください。

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